LT初挑戦

QuaSTom 高品質ソフトウェア技術交流会 – QuaSTomは、ソフトウェアと品質を楽しく真面目に語り合う場です。の例会後の懇親会でライトニングトークス(LT)が開催されることになり初挑戦した。
社内で主催している勉強会のネタでやってみた。
資料のドラフトは一気に作成したのだが、その後細かい見直しをして完成までに思いのほか時間がかかった。当日も若干修正したし。その甲斐があってか、きっちり制限時間の5分で終わらせることができ、笑いも取れた。
LTはくせになりそう。5分で終了という緊張感が何ともいえない。それに5分だけだと内容をかなり凝縮する必要があり密度が濃くなる。今回のネタだって15分ぐらいに広げることはできそうだったが、それだとダラダラした内容になって聞いている側も途中で飽きてしまっただろう。


LT後、参加者から「(あなたは)テクニカルなことだけではなくてプロマネに関する意見をすることもありますよね。どうやって両立されているんですか?」と質問を受けた。こうやって俺のことを頼ってくる人もいるんだなあと少しうれしくなった。
で、「プロジェクトを成功させるために何が必要か、自分には何が足りないか、自分でできることは何か、を考えて行動していたらこうなりました。」と回答した。
「プロジェクトを成功させるために何が必要か」はマジでいつも考えている。昔は良いコードを書くスキルさえあればいいと思っていた。でもそれだけではダメだと気づいた。
ていうか良いコードを書くためには何が必要かというように考えてもいいかも知れない。
気持ちよくコードを書くための雰囲気を作るためのファシリテーションスキルかも知れない。他メンバーと協力してやっていくためのコミュニケーションスキルかも知れない。仕様を誤解しないためにその背景を理解する、そのためにその業種の知識を知る必要があるかも知れない。仕様書を書く立場であれば、プログラマーに誤解させないための仕様書作成スキルかも知れない。まあ、色々あるだろう。