21世紀の国富論

21世紀の国富論

21世紀の国富論

以前、朝日新聞のフロントランナーに出ていて「すごい人がいるものだ」と思ったものだが、たまたま著書がおいてあるのを見かけたので購入してみた。
この人、ホントすごいわ。
この本が出たのは2007年だが今の金融危機を予見していたように見受けられる。で、今後どうしていけばよいかがちゃんと書いてある。ちょっと夢物語な感もあるが、この人は実際にそれを実現するべく行動を起こしている。
なんといってもこの本の主題が「二十一世紀の日本が世界から必要とされる国になるには、どうすればよいのか?」だ。しびれる。
ほぼ日に糸井重里との対談が出ていてそれも読んでみた。その中に

アメリカの「二番煎じ」で
ビジネスをやっているような人は、
二流だよね、はっきり言って。

という発言がある。ドキっとした。俺がやっているソフト開発の世界なんてまさにアメリカの二番煎じだ。


もっと早くから知っておきたかった本であり人物だ。