英語研修第2回

本格的な研修に入った。といっても堅苦しいものではないが。
まず、いきなり「「久しぶりに晴れたね」を英語で言うと?」と聞かれたが誰も答えられず。
で、すぐに「久しぶり」の例文を3つ紹介された。
「久しぶりだね」: Long time no see.
「彼らは久しぶりの休日を楽しんだ」: They enjoyed their long-awaited day off.
「息子から久しぶりに電話があった」: We had a call from our son for the first time in quite some time.
英語にするとそれぞれ全く表現が違う。しかし、それにはちゃんと理由があってその説明をしてくれた。
「丸暗記は禁止です。ちゃんと自分で英語が作れるようになってもらいます。」とのこと。
で、「久しぶりに晴れたね」だが We've had a fine day in a long time.


次はリスニング練習ということでTOEICのリスニング問題が出されたが、選択肢から選ぶだけではなく問題の英文も書き取るように言われた。
これがまあ、できやしない。10問中1問しかちゃんと書き取れなかった。


次は同じ動詞でも前置詞がつかない場合とつく場合で意味が変わるという例文を紹介された。
例えば、
I shot the bear.
I shot at the bear.
前者は「私は熊を撃った」で、これは弾丸が実際に熊に当たっている。
後者は「私は熊に向かって撃った」で、これは弾丸が熊に当たったかどうかは分からない。
もう1つ。
I know London.
I know of London.
どちらの方がロンドンについてよく知っているか?
前者の方。
こういった例文をいくつか出された。
前置詞がつく場合は行動のプロセスを表すとのこと。
だから後者の場合は「ロンドンを知ろうとしている」といったニュアンスかな。
このルールに例外はないとのことで、これは覚えてしまってよいそうだ。


最後に文型の話を少ししてくれた。
学校では5文型で習ったが、この研修ではObligatory adverbial(義務的な副詞語句)の"A"を加えて、8文型でいくとのこと。
「ネイティブはどの文型をよく使うと思うか?」と聞かれたが、答えは予想通りSVOだった。
彼らは絶対目的を明確にするからね。で、日本人はSVが多いとのこと。なるほどね。


これからつらくなるのかも知れないが、今の時点ではまだ楽しい。
この研修は希望すれば誰でも受けられるというものではないので、受けさせてもらえて本当にラッキーだ。