Working Effectively With Legacy Code勉強会終了

約4ヶ月にわたって行ってきたWorking Effectively With Legacy Code勉強会がとうとう終了した。
400ページもの洋書を読み終えたというのはかなりの達成感だなあ。
でも結石のために打ち上げに参加できなかったのは残念だった。


本書はPart Iが特に重要と感じる。
ここにテストを書くことの重要性、レガシーコードに対してどのように切り込んでいけばよいかの本質が書かれている。
ここをおさえずに手っ取り早くテクニックを身につけようと思って、Part IIIのテクニック集を読むとあまりの「テストのためなら何でもあり!」さ加減にクラクラ来るだろう。
Part IIは様々なレガシーケースに対する対処法となっているが、「あるある」ということが結構あって身につまされた。
こういった苦労は万国共通なのね。
これらのレガシーケースを「べからず集」と読みかえることによって、依存性の低い良いコードが書けるのではないだろうか。
「読んでみたいけど洋書だしなあ」と迷っている人はとりあえず買っとけ。


次の勉強会は「アジャイルソフトウェア開発の奥義」で募集当初は反応が鈍かったが俺の職場から3名も参加することになり総勢12名になった。
うちの会社も捨てたもんじゃないなあ。
ただ、参加者が多いと全くしゃべらない人が出てくるのでそこはフォローする必要がある。
俺はオブザーバーに徹してなるべくしゃべらないようにしたいが・・・