海外赴任なるか?

1年前の中国出張でお世話になったTさんがシンガポールから来ていてランチに誘われた。
その時に「本気でシンガポールに来る気ある?」と聞かれたので「もちろんです!」と答えておいた。
近々、シンガポールの拠点で新しいことをやるらしく、そのメンバーに俺も推薦してくれるとのことだった。
海外赴任するならシンガポールがベストと考えていた(安全だしきれいだから家族も連れて行けるので)が、上司からは「シンガポールへの赴任はまずないだろう」と言われていたのであきらめていたが、道が開けるかも知れない。
このご時世だから新規事業がそう簡単に認められるとは思えないが、これでますます英語を勉強するモチベーションが高まった。
で、そのランチの席で「誰か連れて行きたい後輩はいない?」と聞かれたので何名か答えたところ、Tさんが考えていた人とかぶっていた。しかし、ピックアップした後輩の上司から「連れて行かないでくれ」と釘を指されたそうだ。やっぱりできる奴ってのは誰からもできる奴って思われるものだな。「え、あいつが?」という意外性ってのはあまりない。ていうか、今の時代、できることをアピールしないのはもったいない。一昔前なら嫌な奴と思われたかも知れないが。実際、中国人と一緒に仕事していて感じるが、彼らはとにかく自己主張が激しく、自分を認めてもらおうとしている。その代わり、自分の非は絶対認めず、言い訳ばかり言うが。
まあ、まずは来週からの中国出張を成功させなければ。これが失敗するとTさんも考えをあらためるだろうし。