風邪でダウン

今週の火曜に微熱があったので大事をとって会社を休んだらその日の夜からぐんぐん熱が上がり39度近くまでいってしまった。インフルエンザかも?と思い近所の病院で検査してもらったが陰性だった。しかし、薬をもらって一旦熱は下がったものの、今度は39.5度まで上がり、やっぱりインフルエンザでは?と思いまた検査してもらったがやっぱり陰性だった。
これを書いている金曜夜の時点で熱はようやく落ち着いたものの、咳と鼻水は止まらず。ここまでしつこい風邪は初めてだ。
さすがに、これだけ熱が出ている時は英語の勉強をする気は全くおきず、軽めの本を読んでいた。
で、その内の1冊がこれ。

数学ガール (数学ガールシリーズ 1)

数学ガール (数学ガールシリーズ 1)

以前にブックオフで拾っておいた本だが、いい機会だったので読んでみた。
実は中高生の頃は数学が大好きだった。定期試験の勉強でも数学はお楽しみに取っておいて、くそつまらん暗記もの(歴史とかね)をやっている時も「これが終われば数学ができる!」と自分を鼓舞して乗り切ったものだ。
で、内容だが、見た目とは裏腹に結構難しいぞ。高校時代だったらすらすら理解できたと思うが・・・。しかし、内容がストーリー仕立てになっていてそれが何ともほんわかしたというか甘酸っぱいというかくすぐったいというか・・・そのおかげで難しい内容でありながら1日で読み終えた。まあ、理解しきれていない箇所もあるが。巷では”萌える”数学本との評判を取っているようだがどうしてそういう評判なのか理解できた。これは続編も読んでみたいぞ。
続編はフェルマーの最終定理を扱っているのだが、フェルマーの最終定理といえばこの本は外せない。
フェルマーの最終定理 (新潮文庫)

フェルマーの最終定理 (新潮文庫)

とにかく面白い。数学の知識がなくても必ず楽しめると思う。これを読んだ後、何冊か数学ドキュメンタリーを読んでみたがこれを超える本には出会っていない。
これを読んだ後に広島に出張に行く機会があって出張中に読む本を本屋で物色していたところ、ちょうど暗号解読―ロゼッタストーンから量子暗号までが出ていて即購入し、行きの新幹線でむさぼり読んだことを思い出した。
にも関わらずビッグバン宇宙論 (上)積読状態だったりするのだが。
そういえば、こんな本も持っている。これはマジで難しい。これは完全に数学”読み物”ではなく数学”書”だろう。残念ながら途中で挫折しているがいつかは再チャレンジしたい。
なお、文庫本も絶版になっているようでamazonだとプレミアがついてしまっている。全部読んでいない俺が書いても説得力ないけどこういった良書を絶版にしてはいかんなあ。