抵抗勢力

会社でBTSとしてMantisを使っていくということで説明会があった。
説明自体は悪くないと思ったが、その後の質疑応答で出るわ出るわネガティブな意見が。
やれ「これとこれでは天と地ほども違う」とか「現場のこと理解してんのか?」とか。
まあ、至極ごもっともな意見だけどとりあえずやってみようよ。
そもそもBTS使ってないじゃん、うち。
Mantis用サーバの保守は会社側がやってくれるってんだからありがたい話だよ。
これまでと違うことをやってもらおうとすると抵抗が激しいんだよなあ。
結局、導入側は「mantis活用は必須ではありません」なんて言ってお茶を濁してしまったし。
これはこれで導入側も情けない。
じゃあ、数十人集めて2時間もかけてやったこの説明会は何なのよ。
最初に「バグ状況を集計して分析し今後に活かすために・・・」と言ってたのに。
一部のプロジェクトしか使わないのでは意味ないじゃん。


でも「現場のこと理解してんのか?」という意見は重要で、確かに導入側は現場のことをふまえた運用を考えていないようにみえた。
それに説明会が唐突すぎる。もうちょっと事前に情報を出しておいて足慣らししておかないと。
せめてmantisの概要と導入目的ぐらいはね。
redmineの導入なんてのも考えているようだけどこれも間違いなく激しく抵抗されるだろうなあ。
担当者には「redmineの導入プロジェクトをredmineでやってそれを全社に公開したら?」なんてアドバイスをしたけどどうなることやら。
結局、上から目線なんだよなあ。
「私たちが○○の準備をしてあげたから君達はありがた〜く使いなさい」って感じ。


実は俺も今、職場の同僚数人でちょっとした施策をやっているんだけど、今回の質疑応答を見てちょっとびびった。
うまく導入していかないとうちらも激しい抵抗にあうぞ、と。
うちらはとにかく運用にあたっては現場に負担にならないことを念頭においてやっているけど。
それと施策メンバー以外の人の意見を聞こうとしている。
今回のmantisの説明会は現場側の抵抗と導入側の問題というものが見えて参考になったよ。