JavaからRubyへ
- 作者: Bruce A. Tate,角谷信太郎
- 出版社/メーカー: オライリー・ジャパン
- 発売日: 2007/04/21
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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1年前に出版された本なので、ブログ等にかなり書評が出ている。
2007-04-20に
とあるがその通りだと思う。
本書を読んで、5年前に自分が担当したプロジェクトにオブジェクト指向を本格導入しようとしたことを思い出した。
この更に3年前に初めてJavaにふれたことにより、オブジェクト指向言語の魅力を感じて、いつかオブジェクト指向を導入してやろうとねらっていた。
ようするに「手続き型言語からオブジェクト指向言語へ」である。
幸い、5年前のこのプロジェクトは成功し、社内でも高い評価をもらった。
しかし、残念ながらいまだにうちの中ではオブジェクト指向が浸透したとはいえない状況。
本書に書かれているようなアプローチで浸透を図っていけばまた違った状況になったかも知れない。
とはいいながら、うちではJavaでの開発もかなりやっていたりする。まるでCのようなコードを書く「なんちゃってJava野郎」(私が勝手に命名)が多いが。
それはともかく、本書にあるようなJavaに関する苦痛は確かに感じている。
私が3年前にやったプロジェクトでいえば、以下の習得が必要であった。
1を除いて導入を決めたのは全て私なのだが。
4以降はテスト系なのでRubyといえども同様なものが必要になるだろうが、とにかく敷居が高いのは確か。
「Javaできます」という人が入ってきても立ち上がるのに1ヶ月ぐらいかかってしまう。
正直、これは誤算だった。
果たして、Rubyの導入で立ち上がりの遅さといった問題が解消されるのだろうか?
でも、期待感はある。