英会話の正体

英会話の正体―地道な努力が報われる本

英会話の正体―地道な努力が報われる本

また、英語の本を買ってしまった。今度は勉強法の本。
本書の内容は英語研修の先生の主張と非常に似ている。一瞬、「著者名はペンネームで実は同じ人か?」と思ったぐらいだ。著者の写真見たら全然違っていたけど。
約200ページの本だが書いてあることは単純で、ようは

  • speakingの練習をしろ!
  • 上達のためには練習あるのみ!

ということ。
著者は先生同様、長年英語研修に携わってきた人らしく実際の裏付けがあるだけに説得力がある。
当然、文法は必要とも主張している。
また、先生ほどではないが、やはり英会話スクールはあまり効果がないとも考えているようだ。その点も先生と主張が同じだ。
先生が英会話スクールを否定した時はその理由は分からなかったが、本書を読んで理由がよく分かった。
英会話スクールといいながら、実はほとんど話していない。聞いているだけ、ようするに英聞話になってしまっているのが問題だということ。で、結果としてlistening重視みたいになってしまっている。speakingの方が大事なわけだからこれではいただけない。
確かに自分を振り返ってみると5分も話していないと思う。他の人の会話に合いの手を入れることもあるが、それだって3フレーズぐらいの情けない文章だ。で、聞くことの方が多い。まさに主張通りだなあ。
でも、昨年までとは違って今は地道に勉強もしているから全く無意味ってこともないだろうと信じたい。


昨日、書いた「いつまで勉強すればいいんだ?」だけど本書を読むと「ずっと」というのが答えのようだ。この著者ですら、いまだに練習を続けているとのことだから。結局、どこまで本気で英語を身につけたいと思っているかってことだな。
年の瀬に良い本を読んだ(読み終わってないけど)。また、来年から気合い入れて英語の勉強をするとしよう。

英語の勉強とはどこまでやればよいのか

中国出張中は毎日、英語にふれていたが日本では当然そういうわけにはいかない。
ということで帰国後も毎日少しでも英語にふれるようにしている。
しかし・・・いつまで続ければよいのだろうか?毎日やっているのは英語にふれないと忘れてしまうかもという恐れからだが、さすがに毎日は疲れるんだよなあ。
英語の勉強というのはゴールが見えないなあ。TOEIC900クラスになると忘れなくなるのかなあ。そうも思えないけど、それぐらいになると多分、英語に対する捉え方が今とは違ってくるんだろうな。どう違うのかは想像がつかないけど。
今度、英語研修の先生に聞いてみよう。

忘年会

昨日は会社の同期と忘年会だった。もちろん楽しかったが、3軒目に行ったリトルバンケットというバーが特に良かった。
何が良いってバーテンがメチャクチャ面白い!店の体裁はショットバーなのだが、バーテンののりは明らかにお笑い系。会話がまるで漫才だった。いやあ、こんな店があったとは全く知らなんだ。2軒目か3軒目でよく行くバーがあるのだが、これからはこっちにチェンジか?
西荻窪にも店があるとのこと。実は最近、西荻窪の居酒屋が面白いと感じている。結構、ディープな店が多いんだよね。吉祥寺もいいけどこれからは西荻窪だ!
年明けに知り合いを誘ってこのバーも含めた西荻窪ツアーでもやろうっと。

英語の本

色々と買ってしまった。


文法書はもう買うのはやめようと思っていたのに買ってしまった。
英語研修の先生が書いてくれた文法の教材があるのだが、はっきりいってつまらん。すごく詳しく書いてあるのだが。
似たような本はないか探してこれに行き着いた。NHK3か月トピック英会話 ハートで感じる英文法 (語学シリーズ)もよかったけどね。
この本はもともとNHK教育テレビで放映されていたものを書籍化したものなのだが、最近再放送している。なのでテキストも発売されている。以前に放映されていた時のテキストはamazonでプレミアがついているのだが、おかげで定価で入手できる。ということでバックナンバーも含めて注文してしまった。
本もいいのだが、テキストの方が詳しく説明されている。
さ、これでもう1回文法の勉強するか。


英単語イメージハンドブック

英単語イメージハンドブック

NHK3か月トピック英会話 ハートで感じる英文法 (語学シリーズ)の著者が書いた単語本。この著者が書いた単語本は何冊か出ているのだがそれらを集大成したもの。
中国出張中に時間があるときに読んでいた。分かったような気にさせるところはさすが。動詞に比べて前置詞、接続詞の説明がちょっと駆け足気味だが。
これは1回読んで終わりの本ではなく繰り返し読む本。まあ、単語本だから1回で終わりってわけには当然いかないが。
ここに出ている基本動詞を使いこなせればかなり英会話の幅が広がるのではないだろうか。
CD BOOK これで話せる!  英語のバイエル 初級 (CDブック)

CD BOOK これで話せる! 英語のバイエル 初級 (CDブック)

これもNHK3か月トピック英会話 ハートで感じる英文法 (語学シリーズ)の著者の本。俺、この人の本何冊持ってるんだ?
これまではイメージを中心とした本ばかりだったが、これはその実践本とでもいえるだろうか。英語が話せるようになることを目的に書かれた本。
といっても内容は単純で、200の英文を暗唱できるようにしろというもの。
英語研修で1500もの英文を暗唱するよう言われているが、無理であることを悟った。少しでも楽したいということで、こっちの本を暗唱することにした。もちろん1500の方をやった方がいいんだろうけどあまりに苦行すぎる。
まずはstep1の34文を暗唱している。
CDがついていて英語、日本語、英語の順で流れるんだけど、これは日本語、英語の順で日本語と英語の間を数秒あけるという構成にしてほしかったなあ。


”初級”とあるように今後、中級、上級と続いていくようだ。中級が出る前に初級はマスターしなければ。


日本人の英語 (岩波新書)

日本人の英語 (岩波新書)

結構有名な本のようでamazonでの書評数も結構多い。それも軒並み高評価ときている。bookoffで見つけたので拾っておいた。


説得できる英文Eメール200の鉄則 IT時代のビジネス通信文はこう書く

説得できる英文Eメール200の鉄則 IT時代のビジネス通信文はこう書く

お客に英語でメールを出す機会が増えると思い購入しておいた。
amazonの評価を見ると賛否両論で微妙なところではあるが・・・

中国から帰国した

2週間に渡る中国出張が終わり今日帰国した。
残件があるので成功とはいえない出張だったが、客先はそれなりに満足してくれたようでよかった。


前回はTさんに任せっきりでほとんど英語で話さなかったが、今回は相当話した。もちろん、超brokenだが。しかし、相手は中国人なのでbrokenでも意思の疎通はできた。
今回の大きな収穫は英会話に抵抗がなくなったことといえる。
4月から始めた英語の勉強は無駄ではなかった。やっぱり勉強すれば成果は出るものだなあ。


土曜も仕事だったのだが、土曜の夕方に深圳に赴任している高校時代の友人が出張先に来てくれて本格中華を食いながら色々と話をした。
こうやって海外出張先で友人と会うのは何とも不思議な感じだった。でもすごくうれしかった。お互い頑張ってるなあと実感できたし。
友人の中国語は完璧で非常に驚いた。中華では俺のリクエストで北京ダックを頼んでもらったのだが、普通は皮しか使わないところを肉を使った料理まで注文してくれて、通だなあ〜と感じた。
その後、1人ではとても入れないようなバーに行った。各テーブルに3つのサイコロがあり、これらを使ったゲームがあるそうでサイコロをふる音が超うるせー。そんなに気合い入れなくてもいいだろ!
その日は友人も俺と同じホテルに泊まったので、その後は部屋で飲んだ。その頃には疲れもあったせいでフラフラになっておりいまいち何を話したか覚えていないのだが、友人が「もうお開きにしようか」みたいなことを言った後の受け答えがなぜか英語になっていた。毎日英語漬けだったせいか思わず英語が出てしまったようだ。日本語で考えた上で英語にするというプロセスがほとんどなくなってきたってことだろうか。
翌日は昼近くまで寝て、昼食として鳩料理を食べた。結構ポピュラーらしい。その後、店を変えてたらふくビールを飲み、夕方頃に友人は深圳に帰っていった。
楽しい2日間だった。


次は3月に行く予定。今度は俺がメインなので今から緊張している。もっと英語力をつけなくては。

明日から中国出張

前回は英語ができないことの不安が大きかったのだが、今回はシステムの出来に対する不安が大きい。
来週1週間で日本側が作ったサブシステムと中国側が作ったサブシステムの組み合わせテストを実施し、次の1週間でお客の工場でテストを実施する。
しかし、中国側が作ったサブシステムの出来が悪い。
前回一緒に中国で仕事したTさんはすごく心配してくれて、関係者に働きかけてくれた。
さらにTさんのマネージャは俺に励ましのメールまでくれた。「ちゃんとバックアップするから自信を持って自由にやれ!」と。
かたや俺のマネージャは・・・いいや、もう。

英語研修第5回

今日は目からうろこの話はなかったが、英語の学習法について少し話をした。
先生が言うには言語の研究というのは実はそれほど進んでおらず、語学の学習法もまだ確立されていないとのこと。
でも、明らかに間違った方法はあって、それがいわゆる「シャワーのように英語をあびる」といった、いわゆる子供が語学を覚えたような方法。
アメリカの軍主導の研究で、そのような覚え方は12歳を境に急激にできなくなることが分かったらしい。
子供は語学を覚える天才だが、大人は違う。だから違う方法で学ばなければならない。
また、日本人同士でも相手が話している内容は20%程度しか聞き取れていないという研究結果があるらしい。
だからlistening重視の勉強は英語をちゃんと学ぶという意味ではかなり欠落していることになる。
しかし、speaking,writingの勉強だと100%分かってないと発信できない。だから効果がある。
例えば、「英語は絶対勉強するな」とかいう本が以前、流行ったがあれは間違い。
そもそもあの本は「勉強するな」と言いながら実はものすごく勉強しなければならない。
俺も何年か前にこの本を使ってみたことがあるが、3日でやめた。
「文法は必要ない」なんて言っている勉強法はまず疑ってかかった方がいいだろう。
で、先生曰く、もっとダメなのが英会話スクール。なぜ、ダメなのか実はいまいち分かっていないのだが、先生は強く否定している。
ただ、TOEIC800点クラスの人であれば効果はあるとのこと。
まあねえ。俺も英会話やっているけど、いまや英語を学ぼうと思ってはやってないな。あくまで英語に慣れるためというか、英語で発信することに抵抗感をなくすという目的でやっている。
英会話の参加者から「最近うまくなってきたよね」と言われたが、それは英会話のおかげではなくて、基礎学習をひたすら続けているからだろう。
基礎学習が面白いかというと全く面白くないが、基礎とはそんなものだろう。
でも、こうやって他の人からほめてもらえたり、TOEICの点数が上がったりして効果は実感できている。だから、これからも続ける。